神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
麻生区版 公開:2024年3月1日 エリアトップへ

里山フォーラム 緑豊かな環境を次代へ 「麻生の宝」地元団体一堂に

社会

公開:2024年3月1日

  • X
  • LINE
  • hatena
里山学習について発表する岡上小の児童
里山学習について発表する岡上小の児童

 麻生区内の里山保全団体、環境団体らが一堂に集い、交流する「2024里山フォーラムin麻生」が2月23日、麻生市民館大会議室で開催された。約240人が来場し、児童たちの発表、講演会などを通じて、緑や環境について学んだ。

 里山フォーラムin麻生(堂前雅史代表)、川崎市、麻生市民館の共催で毎年行われている同イベント。今年は「来て・見て・語ろう!足元の自然とかかわる暮らし〜みどりを守る・環境を守る・いのちをはぐくむ〜」をテーマに、さまざまな催しが企画された。

 開会に先立ち、柿生の山伏・高橋昂希さんが奏でるほら貝の音と共に、山本奈保美区長らが入場。柿生中学校吹奏楽部の演奏で会が幕を開けた。

 「わたしのまちのホッとする風景写真展」の表彰式が行われた後、岡上、東柿生、柿生の3小学校の児童が、それぞれ取り組んできた里山学習について発表した。

 岡上小は、学校裏手にある丸山の環境や生き物、遺跡について個々に調べたことを、東柿生小は、年間を通じて早野聖地公園の里山ボランティアの協力で体験してきた活動について紹介。柿生小は、柿生の里クラブの協力で「おっ越し山」「柿生の里」での里山保全活動を発表した。

 基調講演では、和光大学の教授でもある堂前代表が登壇。「足もとの生物多様性から未来へ」と題し、身近な自然環境を次世代へとつないでいくことの大切を説いた。その後、来場者によるリレートークが行われ、環境保全についての意見が飛び交った。

 堂前代表は「地元で活動する、いろいろなジャンルの方たちが一堂に会する場があることは麻生区の宝。皆さんの発表等を通じて環境について考えてほしい」と話した。

竹炭を切る子どもたち
竹炭を切る子どもたち

麻生区版のローカルニュース最新6

旧黒川村を散策

旧黒川村を散策

5月11日 麻生観光協会

3月29日

気持ちの良い麻生川へ

川崎麻生RC

気持ちの良い麻生川へ

桜まつりに向け清掃

3月29日

合同美術展で連携を

合同美術展で連携を

王禅寺団地自治会館で

3月29日

23年度「最も活躍した子」に

上麻生在住今井結菜さん

23年度「最も活躍した子」に

地域団体から表彰

3月29日

麻生の歴史を絵本に

川崎新都心街づくり財団

麻生の歴史を絵本に

市内全小学校へ寄贈予定

3月29日

「災害時、開いてます」

市薬剤師会

「災害時、開いてます」

436店舗で一斉防災訓練

3月29日

あっとほーむデスク

  • 3月29日0:00更新

  • 3月1日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook