世帯数が前回比15%増 麻生区 平成22年国勢調査速報値
川崎市は今月14日、国内の人口や世帯構成などをまとめた平成22年国勢調査の結果速報を発表した。
麻生区の世帯数は、平成17年の前回調査に比べ、15・5%増加の7万1756世帯。市内7区のうち、最も高い増加率となった。
区内の人口は前回調査に比べ11%増の16万9981人。市内では中原区の11・1%(前回比)に次ぐ、2番目の増加率となった。
集計結果は、市が独自に集計した速報値。国勢調査の過程で把握した人口や世帯数をまとめた要計表を基に集計した。
市の総合企画局都市経営部統計情報課担当者は、「(人口や世帯数の増加に)直接的な因果関係があるか分からないが、万福寺やはるひ野周辺で進む宅地開発が要因として考えられるのではないか」との見方を示している。
人口は川崎市内全域で増加傾向にある。平成17年から22年の5年間の人口増加率は7・4%(9万8667人増)。これは国勢調査の人口が100万人を突破した昭和50年以降で、平成2年調査(7・8%)に次いで高い増加率となる。
第1回(大正9年)と比較すると、市内の人口は約16・7倍、世帯数は約40・7倍に増加していることが分かった。
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