保育所整備の民有地求む
川崎市が今月14日(火)から認可保育園に活用できる民有地を募集する。待機児童解消策の一環。13日(月)には、土地活用に関心を持つ人を対象にした説明会を開催し、検討を呼びかける。
『第2期川崎市保育基本計画(かわさき保育プラン)』によると、同市は今後3年間で4000人を超える認可保育所の定員枠の拡大を図り、待機児童の解消に努めるとしている。民有地の公募による保育所整備もそうした一環。ほかにも、鉄道事業者が所有する土地を活用して整備を進める。
公募で選定し、保育所を整備する取り組みは、横浜市や町田市など近隣自治体でも行われ、それぞれ実績を挙げている。
川崎市では今年度、4カ所の整備予定地を募集する。応募にあたり、市が条件に挙げているのは▽市街化区域▽概ね500平方メートル以上の土地で60人以上の保育所が整備できること▽近隣に保育所整備の了解が得られる▽2013(平成25)年4月1日に保育園の開所ができること▽市民税、固定資産税など市税を滞納していないこと―など。審査を通過すると、土地所有者は保育園運営を希望する社会福祉法人を選び、選定された法人と20年以上の賃貸借契約を結ぶ。
募集期間は今月14日(火)から8月12日(金)まで。9月に予定地の選定を行う。募集に先がけ、今月13日(月)、中原区にある川崎市総合福祉センター(エポックなかはら)第1会議室で参加自由の説明会を開催。午前10時から11時30分。
公募の申し込み、詳細については、川崎市市民・こども局こども本部保育所整備推進室(【電話】044・200・3414)へ。
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