冨田さん(南百合小4年)優秀賞に輝く 全日本学生油絵コンクール
全日本学生油絵コンクールの入賞者がこのほど発表され、麻生区からは優秀賞を含む5人が選ばれた。
同コンクールは”学生絵画の甲子園”とも呼ばれる学生美術の祭典。1950年に日本で最初の学生油絵コンクールとして開催され、以来毎年行われている。
今年は約1600点の応募の中から、大賞作品が1人、小・中・高・大学生の部からそれぞれ優秀賞が1人ずつ(小学生は低学年・高学年と1人ずつ)、入賞50人が選出された。
麻生区からは冨田ひかりさん(南百合小4年)が弟との楽しい食事風景を独自の視点で描いた「おいしかった!たのしかった!」が優秀賞に選ばれ、江藤菜美子さん(晃華学園高2年)、本間透さん(桐蔭学園高3年)、中西杏佳さん(麻生小6年)、成田柳人さん(岡上小4年)が入賞を果たした。
5人は区内岡上にある絵画教室「アトリエ一番坂」の生徒。35年に渡り子どもたちと向き合い、同教室を主宰している舘岡豊照さんは「春から作品を手がけ、4ヵ月かかって出品した作品はどれも素晴らしかった。子どもたちの油絵に対する情熱が評価されたのだと思う」と話している。
生徒の作品は10月15・16日に、新百合ヶ丘・マプレ専門店街で行われる野外展で展示される予定。
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