冬桜が開花 浄慶寺の境内彩る
区内上麻生にある浄慶寺で、冬桜(ふゆざくら)が花をつけた。
冬桜は桜の一種。春に咲くものより小ぶりで、一度に咲く花の数が少ないのが特徴とされる。別名「コバザクラ」「十月桜」とも呼ばれる。毎年晩秋ころから花をつけ、この季節の風物詩となりつつある。ひとつ、またひとつと咲いた小さな花々は、雪のように秋の空を彩った。
同寺を通った近隣住民は足を止め、「今年もちゃんと咲いたね」「健気だね」などと話しながら、寒さに負けずに咲いた小さな花々を楽しんでいた。
冬桜の見頃は初冬まで。中には花をつけたまま年を越すものもあるという。
■浄慶寺(麻生区上麻生386番地/小田急柿生駅から徒歩15分)
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