「119番の日」にちなみ 新百合駅前で消防フェア
麻生消防署が主催する「消防フェア」が今月9日(水)、新百合ヶ丘駅南口広場ペディストリアンデッキで実施される(雨天時は地下1階デッキ)。時間は午前10時半から11時半まで。
同フェアが開催される11月9日は「119番の日」に定められている。1987年に消防庁が制定して以来、全国各地で火災予防を呼びかける催しが行われている。
当日は消防署職員や麻生地区婦人消防隊委員会役員らがパンフレットや広報グッズを配布し、火災予防を呼びかけるほか、住宅防火コーナーの設置や消防音楽隊による演奏が行われる。会場の一角には老朽化消火器の回収コーナーも設置され、消防設備業者による消火器の引き取りや消火剤の詰め替えが行われるという。
年初から9月末までに麻生区内で発生した火災件数は28件。昨年の21件よりも増加傾向にある。原因別では火遊びによるものが8件で最多、放火(疑いも含む)が7件となっている。市内全域でも312件と昨年同月比で25件増加している。
麻生消防署副署長の藤井薫さんは「これからの季節は空気も乾燥し、暖房器具も使うので火災が最も多くなる。区内の4分の1は住宅用火災警報器が未設置。逃げ遅れを一件でも減らせるよう設置を呼びかけたい」と話している。
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