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麻生区版 公開:2011年11月4日 エリアトップへ

虹ヶ丘地域を"心の故郷に" 虹ヶ丘おやじの会会長 佐藤昭寿さん

公開:2011年11月4日

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好きな虹ヶ丘公園に立つ佐藤さん
好きな虹ヶ丘公園に立つ佐藤さん

 虹ヶ丘在住の佐藤昭寿さん(68)は「虹ヶ丘おやじの会」会長として地域の活性化に力を注いでいる。虹ヶ丘公園や周辺街路樹の清掃・緑化整備、町内会や自治会の盆踊り・もちつき大会の手伝い、地域イベントの運営など活動は様々だ。こうして積極的に活動するのも全ては地域のため。同じ住民として1人でも多くの人に”虹ヶ丘が故郷”で良かったと感じてもらえるような住みやすい街づくりを目指している。

 元々おやじの会のメンバーの大半が地方出身者。青森県や鹿児島県などから麻生区虹ヶ丘に移り住んできた50〜60代の同志だった。佐藤さんも福島県出身で幼少期から周囲の大人たちに学び、成長してきたという思いがあった。40代半ばで自治会の役員を引き受けたのを皮切りに、自ら進んで地域を盛り上げようと努めてきた。青少年指導員も引き受け、10期20年の長期に渡り、若者と向き合ってきた。

 こうした地域活動の中で佐藤さんが常に心掛けてきたことが”楽しむこと”。「仲間同士で強制せず、仲良く楽しむ気持ちを持たないと活動は続けられない」。そうした姿勢は住民の共感を呼び、おやじの会が主催する春の恒例行事「さくら祭り」では多くの笑顔が見られるようになった。佐藤さんは「成人した子どもたちが地域の催しを思い出し、懐かしくて帰ってくるような場所になってくれれば嬉しい」と期待を寄せている。

 虹ヶ丘の街を「故郷」にしようと精力的に活動し、今年で12年目を迎えた。最近では人の行動に対し、見て見ぬふりをするような社会になりつつあるが、そんな時だからこそオヤジたちのパワーが欠かせない。「大人が正しい立ち振る舞いをすることで、子どもが学び、より良い地域になってくる」。虹ヶ丘を愛するオヤジたちの真剣な取り組みはこれからもまだまだ続いていく。
 

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