川崎市立図書館 賢治の星空 メガスターで 読書普及に新たな試み
川崎市立図書館が10月28日、読書普及講演会「宮沢賢治の伝えたいこと」をかわさき宙と緑の科学館(多摩区)で実施する。プラネタリウムに賢治が物語で描いた星空を再現し、音楽と解説で作品の深層にせまる。
読書普及講演会は、本や図書館を身近に感じてもらおうと川崎市立図書館が毎年行っている。毎回、市内の施設や団体と協力し、様々なアプローチで読書の魅力を発信している。
今年は、多摩区生田緑地内に今春開所した「かわさき宙と緑の科学館」を会場に、同館が所有するプラネタリウム「メガスター」で賢治が描いた星空を再現する。執筆活動のほか、作詞や作曲を行っていた賢治にちなみ、音と映像でその世界観を表現する。
花巻からゲスト
賢治の故郷でもある岩手県花巻市から宮沢賢治記念館の牛崎敏哉副館長を招き、物語の背景や賢治の思いについて話を聞く。学芸員で賢治に関する著書を多く出版している同氏が、物語を解説する。
対象は川崎市に在住、在勤、在学の15歳以上。時間は午後5時から午後7時まで。入場無料。
参加希望者は往復はがきに参加を希望する人(はがき1枚につき2人まで)それぞれの【1】住所【2】氏名【3】電話番号【4】在学・在勤を記入し、返信部分に返送先を明記のうえ、〒211-0063川崎市中原区小杉町3の417川崎市立中原図書館「講演会」係まで応募を。定員は180人(申し込み多数の場合は抽選)。10月11日必着。
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