早野で下刈りに挑戦 東柿生小児童が保全活動
川崎市立東柿生小学校(山田雅太校長)の6年生が先月26日、早野聖地公園内の里山で下刈り体験を行った。
この活動は、同小学校が総合的学習の時間に行っている里山保全活動体験の一環。同公園内で里山保全活動を行う「早野聖地公園里山ボランティア」の協力のもと、環境教育のために5年前から実施されている。
児童は同団体メンバーから鎌の使い方や注意事項を学び、同校の卒業生が植樹を行った里山の下刈りを約30分間行った。
下刈りとは、里山の植栽した苗木の周りの草本を刈り払う作業。風通しや陽当たりを改善し、人が立ち入りやすい環境を整えるという。
参加した児童は「初めは少し怖かったけれど、実際に刈ってみるとおもしろかった」と話していた。
同団体の小泉清さんは「昔の子どもたちは、里山に入って薪を割ったり、草を刈ったりという体験を日常生活でしていた。現代の子どもたちにも、保全活動を通じて体験してほしい」と話していた。
今回体験に参加した児童らは、来年3月に同里山で卒業を記念した植樹を行う。
|
|
|
|
|
|