「真夜中の太陽」を公演 劇団民藝が舞台化
麻生区黒川に稽古場を構える劇団民藝が来年2月13日から24日まで「真夜中の太陽」の公演を行う。
この物語は劇作家の工藤千夏さんが、シンガーソングライターの谷山浩子さんの曲「真夜中の太陽」をもとに自由に創作した。太平洋戦争末期、ミッション系の女学生たちが音楽室で空襲にあうことから物語りは始まる。避難の最中に声をかけてきた女学生が、70年の時を越えて還ってきた「おばあちゃん」だとわかり、物語は次々と展開していく。
戦争の悲しみを静かに訴えながらも、生と死や時空を越えて生きる喜びを語り合う女学生の姿が印象的な舞台。09年、10年、11年に工藤さん演出で上演を重ねていた同作品を、劇団民藝が新たに舞台化する。
主なキャストは日色ともゑ、中地美佐子、齊藤尊史、平松敬綱、望月香奈、大黒谷まい、齊藤詩織、八木橋里紗、平山晴加、山田志穂、金井由妃、高木理加、田口かすみ、野田香保里、山内さとみなど。
公演は2月13日から24日まで。初日と19日、22日は午後7時開演。そのほかの日程は午後2時開演となる。19日の終演後は谷山浩子さんと工藤千夏さんによるアフタートークを実施する。音楽と芝居のコラボレーションによって生まれた同作品の創作秘話などを語る。17日と20日、22日の終演後には、出演者との交流会を予定している。土日にあたる公演には無料託児サービスを実施する(予約が必要)。
一般6300円、学生割引3150円、夜公演は4000円。申込みは劇団民藝(【電話】044・987・7711)月〜土の午前10時から午後6時受付。
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