新生ミューザ幕開け 2年ぶりにコンサート
東日本大震災の影響による天井崩落事故から約2年。使用不能になっていた幸区大宮町のミューザ川崎シンフォニーホールが4月1日、リニューアルオープンした。
当日は、抽選で選ばれた市民や招待者など約1800人が、ミューザの新たな幕開けを祝った。
「音楽のまち・かわさき」推進
挨拶に立った阿部孝夫市長は「約2年間かけて事故原因調査と安全な天井の施工を行ってきたが、その間、皆様にはご迷惑をかけた。リニューアルを機に、これまで以上に『音楽のまち・かわさき』を推進していく」と話した。
式典は、震災時にホール内でパイプオルガンの練習をしていた松居直美さんの演奏からスタート。川崎市市民文化大使の大谷康子さんや同ホールアドバイザーの小川典子さん、市フランチャイズオーケストラの東京交響楽団が演奏でリニューアルに花を添えた。
幸区から訪れた男性は「2年間待ちに待っていたのでうれしい。今年はたくさん足を運びたい。音響も以前と変わりないようでよかった」と話した。
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