麻生署 警備本部設置を訓練 大震災を想定
麻生警察署はこのほど、災害時の警備本部設置訓練を昭和音楽大学で行った。
当日は25人の署員らが参加。大震災が発生し、同署庁舎が損壊し、指揮機能が麻痺したと想定した。同大に警部本部を設置し、無線や川崎市との連絡、神奈川県警本部とのやりとりの訓練、衛星電話の試験通話などを行った。警備本部は同署が復旧するまでの指揮や情報収集の役割を担う。
災害対策などの推進を目的に、同署と同大は2011年度から「大規模災害発生に伴う施設使用に関する協定」を締結していることから、今回の訓練を行うこととなった。
同署は「なかなかない機会なので、実際の場所を確認でき、役立った。すみやかに円滑に本部を移転することができた。今後も継続してこのような訓練を行っていきたい」としている。
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