梅雨空に白い輝き 浄慶寺で紫陽花が開花
麻生区上麻生にある浄慶寺（上麻生６の34の１）で紫陽花が開花を始めている。
同寺は「あじさい寺」とも呼ばれ、毎年梅雨の時期になると約１千株の紫陽花が境内を彩る。中でも、梅雨空のもと格別な輝きを見せる白い紫陽花は、同寺の名物として参拝者から親しまれている。
例年よりも10日ほど早い入梅が報じられた先月29日、境内の紫陽花は徐々に開花を始めた。
毎年、紫陽花の季節を楽しみに待っているという区内在住の小林美津子さんは「ここは毎日の散歩コース。毎朝、紫陽花が咲いたかどうか確認しに来ている。今年は例年より少し開花が早いような気がする。最盛期には境内に続く坂道が紫陽花の小道になるのを家族と見にきたい」と話していた。
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