市民ミュージアム 漫画とアニメで周年祝う 貴重な原作並ぶ記念展
川崎市市民ミュージアムが開館から25周年を迎えた。同館ではこれを記念し、開館当初から積極的に取り上げてきた「漫画とアニメ」をテーマに企画展を7月13日から11月10日まで開催する。
同館(中原区等々力1の2)は、1988年に開館。当時の公立博物館としては珍しく、漫画やアニメの研究に積極的に取り組んできた。
25周年を迎えるにあたり、同館ではこの原点に立ち戻り漫画やアニメをテーマにした記念展を企画した。
『マンガ+プラス展』と題した企画では、同館が所蔵する江戸時代から現代までの漫画コレクションや、漫画家直筆の色紙などを展示するほか、昨年市内にミュージアムが完成するなどした「ドラえもん」の上映などを行う(8月25日まで)。 また、7月13日から9月1日までは、映画化されたアニメを上映する「夏休みアニメ祭り」を行う。
今年アニメ化40周年を迎えた「ルパン三世」に着目し、原作コミックとアニメーション「ルパン三世」の両面の魅力に迫る、初の本格的な展覧会「アニメ化40周年ルパン三世展」を9月7日から11月10日まで行う。
同館の学芸員・深川さんは「今、世の中から注目を集める漫画やアニメの存在性についてこれからも考えていきたい」と話している。
詳細は同館(044・754・4500)へ。
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