自然感じる下草刈り体験 東柿生小6年生児童
下草刈りで自然を感じる―。川崎市立東柿生小学校(山田雅太校長)の6年生児童約100人が早野聖地公園内にある里山で下草刈り体験を行った。
同小では、総合的学習として「里山をみつめる」授業を行っており、下草刈り体験はその一環。今回の体験では、里山を管理・保全している「早野聖地公園里山ボランティア」が児童らに指導を行いながら進められた。参加した児童は、鎌の使い方をボランティアに聞きながら、作業を実施。苗木の周りの草木を丁寧に取り除いていた。作業を行った児童は「あまり鎌を使ったことがなかったので、最初は戸惑ったけど、徐々に刈れるようになりました」と話していた。
早野聖地公園里山ボランティアの小泉清副会長は「今年で6回目の実施となります。児童が笑顔で作業をする姿が印象的でした。子どもたちが自然に触れる機会が減っていく中で、このような会を続けていくことに意義があると思っております」と振り返った。
今回参加した児童は、来年3月に卒業記念として植樹を行う予定となっている。
|
|
|
|
|
|