麻生区や多摩区にある蕎麦屋の組合「川崎稲生蕎麦商組合」の組合員が25日、社会福祉施設「川崎授産学園」(細山1209)で蕎麦打ちを実演し、利用者や職員に出来上がった蕎麦を振る舞った。
同組合は1982年から毎年新蕎麦の季節に、同施設の利用者やボランティア、地域の人々に蕎麦を味わってほしいと無料で提供しており、今年で32回目を迎える。
蕎麦打ちは、多摩区にある蕎麦屋「更科」と「登喜和屋」の職人によって行われ、同施設の利用者や職員を魅了。利用者らは提供された蕎麦を食し、同施設には笑顔が溢れていた。
同組合の手塚紀行組合長は「利用者のみなさんに喜ばれ、笑顔のためならばと、毎年行っている」と話す。同施設の職員・森泉由美子さんは「利用者にはお蕎麦屋さんの雰囲気を味わってもらいたいと思い、普段は使わない食券を利用するなど工夫した。組合の方々には取り組みを長い間続けていただいて非常に感謝している」と語った。
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