麻生区内5つの小規模介護事業所(ツクイ川崎麻生、グループホームひかり川崎麻生、あい・細山、花物語あさお、さくらの丘)から成る「神奈川県小規模事業所連携事業川崎市麻生区実行委員会」はこのほど、事業所同士が相互に協力・連携し、人材確保に取り組むことを決めた。
川崎市では昨年4月、通所介護事業所、介護予防通所介護事業所の人員配置において、従来対象としていなかった小規模事業所に関しても、理学療法士、作業療法士、看護師などの資格をもつ機能訓練指導員の配置を求める条例を施行した。3月31日までを経過措置期間とし、有資格の機能訓練指導員の配置を呼びかけている。
同実行委員会は、条例の施行により介護職員の人材不足が懸念されることから、解消に向けた取り組みを初めて行う。同実行委員会は2011年に発足。これまで県から助成を受け、事業所同士が連携し、介護職員のスキルアップのための合同研修などを重ねてきた。
2月2日からは麻生市民館で合同就職説明会(全3回)が開催される予定だ。募集の対象となる職種は看護師、介護士、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、ドライバーなど。
同実行委員会の笠原泰子代表は「介護職員の人材不足は深刻な社会問題になっている。同業者が連携し、少しでも就労希望者が集まりやすい環境を整え、雇用に結びつけられれば。今後は事業所同士が支え合い、助け合うことも重要と認識し、計画を実施することにした」と話す。
説明会の詳細は同実行委員会代表さくらの丘(【電話】044・966・0035)まで。
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