新百合ヶ丘駅前で結婚式 地元活性へ新たな試み
新百合ヶ丘駅前に設置されているイルミネーションで結婚式を開くイベント「しんゆりウエディング」が2月8日に行われる。市内の既存施設、ロケーションを活用し地域活性化を図ることが目的。第1回目となる今回は、プロモーションを兼ねた模擬挙式となるが、今後実際に結婚式を行うカップルも募集している。
しんゆりウエディングは2月14日まで行われているイルミネーションイベント「kirara@アートしんゆり」の一環として実施される。15人の実行委員が中心となり行われ、市内の既存施設やロケーションを活用することで、街の活性化を図りたい考え。実行委員会では、横浜や東京近郊に比べ、市民が市内で結婚式を行うカップルが少ないと認識しており「地元で結婚式をあげられないか」と同イベントを企画した。
実行委員会メンバーの末吉理さんは「川崎に思い入れがある、生まれ育った人などがこのイベントを通して川崎市内で結婚式をあげてもらえればうれしい」と話す。また、結婚式を通して川崎のイメージアップを図りたいとしている。
初回となる2月8日は、午後5時30分から模擬公開挙式を行う。キャンドルウォークや新郎・新婦入場、結婚証明書への署名やブーケトスを予定。新百合ヶ丘の地域性を出すために、百合の花にちなんだ百合植えも行う。駅利用者や周辺住民なども参列することができ、地域住民参加型の挙式を目指す。
実行委員会では、今回の模擬挙式でプロモーションを作成し、市民へ周知するとともに、今後は新百合ヶ丘だけではなく、市内に広げて結婚式を開きたいとしている。
末吉さんは「結婚式をあげていないカップルや10年、20年などの節目であげたい人など、記念日としても実施することができます。まずはぜひ、当日に足を運んで雰囲気を感じて頂ければ」と話している。
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