区内王禅寺西在住の佐藤英行さんが、上野の森美術館ギャラリーで2月17日(月)から27日(木)まで、個展を開く。
2012年の「第30回上野の森美術館絵画大賞展」で作品「地鳴り」の大賞受賞を受け、行われるもの。個展期間中は「自然と人間」をテーマに2年間向き合い、心の感じるままにキャンバスに感色をねじ込んだ作品13点が展示される。
大賞作品「地鳴り」は東日本大震災の大津波に衝撃を受け、描かれた。住宅、船、工場などさまざまな要素が盛り込まれ、細部まで書き込まれている。
区のシンボルも手掛けた
佐藤さんは上麻生生まれ。幼少期から野山を駆け巡り、柿生の自然の中で創造力や感性を育んできた。自然の美をもとにした抽象画を描き続け、2005年には仁科展で特選を受賞。麻生区のシンボルマークも手掛けるなど、数々の実績を残してきた。
佐藤さんは「『自然と人間』をテーマに今までの仕事を見直し、想いを込めて制作した作品を展示させていただきました」と話す。
個展の会場は上野の森美術館ギャラリー(東京都台東区上野公園1の2)。時間は各日午前10時から午後5時まで。会期中無休。17日は午後5時30分からレセプションパーティー開催。
問い合わせは同館(【電話】03・3833・4191)。
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