市民劇団「劇団わが町」が3月14日から16日まで、川崎市アートセンターで第3回公演「夢みる人」を上演する。
地域住民で構成された同劇団は、2012年に立ち上がり、現在約40人で活動。6歳から76歳までが所属している。
今回の公演では、川崎市にゆかりのある芸術家・岡本太郎を題材としている。物語は岡本太郎の舞台を作ろうとしている劇団の話。太郎の芝居を作ろうと、劇団員が太郎に触れ、意見を戦わせていく中で、浮かびあがる太郎の思いを表現している。
3回目の公演となる今回は、新たな試みとして、劇団員が題材を掘り下げていく作業を行った。昨年9月からワークショップに取り組み、岡本太郎が残した言葉や作品に触れ、出演者が短い台本にまとめた。ワークショップで生まれた場面や台詞は実際に採用されたものも多く、「物語をつくる」作業に挑戦した。
岡本太郎と面識があり構成・演出を手掛けるふじたあさや氏は「演じる劇団員の発想がストーリーに組み込まれている。人を通して『岡本太郎伝説』を活かし、伝えていきたい」と話す。
公演は全5回で14日は午後7時から、15日は午後2時、6時、16日が午後1時、5時。全席自由で一般2500円(小学生1000円)。
詳細はアートセンター(【電話】044・955・0107)へ。
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