漫才で街に笑いと活気を ザ・ショウマン U&M
漫才コンビ「ザ・ショウマン U&M」は、麻生区内の介護施設や東百合丘自治会のほか、多摩区や高津区の高齢者向けの施設などでボランティアで漫才をしてまわり、利用者や地域の人々に笑いと活気を与えている。5月31日には高津区の若年認知症支援団体「ぐるーぷ麦」が運営する「でいサロン麦」を訪れ、利用者らを楽しませていた。
「U&M」はフラダンスやピアノ演奏、歌謡ショーなど行うパフォーマンス集団「川崎セブンスター」の中の漫才コンビ。とあるビジネスセミナーで、定年退職者のマッキー(牧野克己)さんと、現役会社員のウッチー(打田光宏)さん、プロデューサーを務める梅本誠さんが出会い、今年1月に「川崎セブンスター」を発足。それぞれができることを持ち寄り、社会貢献をしようと立ち上がった。
「U&M」の漫才は参加型で、依頼者や地域に合ったオーダーメイドのネタであることが特徴だ。31日に訪れた「ぐるーぷ麦」では、「麦」や「介護」にまつわるネタを披露し、会場は笑いに包まれた。また、ただ漫才をして帰るのではなく、その前後に利用者や地域の人々と交流を図っている。
「でいサロン麦」での漫才を終えた二人は「私たちが来ることが、コミュニケーションを活発にするきっかけとなってくれれば。今後も漫才によって地域の方々とふれあい、距離を縮めていきたい」と話した。
プロデューサーの梅本さんは「漫才をすることによって人々が打ち解けてくれているのではないか。利用者の方々の気持ちを晴れやかにさせたり、地域団体を活性させたりすることが私たちの使命です」と語った。
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