柿生地区を中心に活動しているミニバスケットボールチーム「柿生レッズ」(男子)と「柿生フィリーズ」(女子)が今日25日に平塚市で開幕する関東大会に出場する。女子は4回目、男子は初で男女そろっての出場はチーム結成以来初。両チームともに「優勝を目指す」と意気込みをみせる。
両チームが出場するのは「第33回関東ブロックスポーツ少年団競技別交流大会」。ミニバスケットボールは秩父宮記念体育館を会場に26・27日に競技が実施される。
男子は36チーム、女子は29チームが参加し6月から7月にかけて行われた県予選で女子は優勝、男子は準優勝し関東大会へ駒を進めていた。
レッズ、フィリーズ両チームとも結成は1995年。柿生小学校を練習の拠点にしている。柿生小のほか、東柿生・真福寺・片平・栗木台小学校に通う児童で構成されている。
練習試合含め無敗
4年ぶり4度目の関東大会出場となるフィリーズは強豪として知られる。今年2月の新チーム結成以降は練習試合を含め無敗を誇り今年のチーム力は全国区。
佐能俊秀監督は「スピードが持ち味。ディフェンスからの速攻やプレーの正確さが女子チームの特長」と話す。練習でも1対1やパスなどの基本練習を中心に力をつけている。
フィリーズの横山由芽キャプテンは「強い気持ちで関東大会では優勝を目指したい」と話す。
「歴史を作れた」
一方、レッズはこれまで県大会ベスト4が最高成績だった。関東大会をかけた4チームによる県大会での決勝リーグでも、初戦に23対34で敗れた。「次は絶対に勝つ」とチームがまとまり残り2試合を連勝し、チーム結成以来初の準優勝を果たした。
竹沢勇キャプテンは「初の関東大会出場を決められ、チームの歴史を作ることができ嬉しかった。関東でも自分たちの特長を出して、優勝を目指したい」と話した。
佐能監督によると、男子の強豪と言われるチームには、160cmを越える選手がいることが多いというが、レッズには一人もいない。同チームは小柄な選手が多く、高さを補うため速いプレッシャーやパスカットから速攻につなげる戦略をかかげる。
佐能監督は「一戦必勝で戦い、優勝を目指して頑張りたい」と大会に向けた抱負を話した。
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