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山ゆり号 停留所5カ所増設 循環路線も運行開始
高石団地と百合ヶ丘駅間を運行するコミュニティバス「山ゆり号」の停留所が11日、計5カ所増設された。
増設されたのは、高石団地前行き方面の「原店前入口」「みかん園前」「アキレス社宅前」「高石団地入口」の4カ所と、百合ヶ丘駅行き方面の「高石団地入口」の計5カ所。従来、停留所の数は両方面合わせて計21カ所だった。百合ヶ丘駅行き方面には設置されていて高石団地方面には設置されていない停留所もあったが、利用者の要望に応え、増設を行った形だ。
山ゆり交通事業運営委員会の岡野幸雄さんは「高石地区は坂道も多い。利用者の方にはご高齢の方も多いので、ご要望にお応えし、百合ヶ丘駅からの帰りの利用に対しての利便性を高めた」と話す。
また、午後2時以降の便で、従来は回送だった便を活用し、循環路線の運行を同日、開始した(図参照)。
岡野さんは「夕方、買い物に百合ヶ丘駅方面に行く方々もいらっしゃると思うので、そういった方に利用していただきたい」と話す。
「山ゆり号」は、川崎市内で初の住民主導のコミュニティバス。このバスを走らせようという動きは約10年前から始まった。コミュニティバスの運行については、住民からの要望は多いが、採算性などの問題からなかなか実現しないケースが多い。しかし、高石地区では採算性をクリアするための試行運転を繰り返し、行政の協力を取り付け、2011年に運行にこぎつけた。以後、さらなる効率化を求め、改善を繰り返している。
山ゆり号 記事①
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