日本最古の甘柿といわれている禅寺丸柿が星宿山王禅寺山中で発見されてから800周年となることを記念し10月21日、記念イベントが麻生市民館で開催された。主催は麻生区役所・麻生観光協会・柿生禅寺丸柿保存会。
雨天により麻生市民館大会議室で開かれた式典は笠原勝利麻生観光協会会長の言葉で開会。イベント主催者を代表して多田昭彦区長があいさつし「今年は禅寺丸柿が発見され800周年、市制90周年の節目。禅寺丸柿を啓発していこうとスタンプラリーを行っている。子どもから大人まで多くの区民に愛されている禅寺丸柿が郷土史を学ぶ、郷土愛を育む貴重な資源として活躍しており、これからも郷土の誇りとして禅寺丸柿を大きく発信していきたい」と話した。
式典では、禅寺丸柿が2007年に国の登録記念物に指定され、文化庁からこのほど贈られた記念楯が披露された。また、今年収穫された柿が水野英雄保存会会長=人物風土記で紹介=から多田区長に贈呈された。
ステージでは麻生文化協会の会員と柿生小学校4年生児童が「禅寺丸音頭」を披露。会場内で円になり、音楽にあわせ一生懸命踊る児童らの姿があった。
麻生区のイメージソングを歌うFAiCOのステージも行われた。
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