麻生消防署は14日、震災時の火災などに有効な初期消火器具「消火ホースキット」の取扱い訓練、放水訓練をはるひ野町内会と丸山こもれび公園で行った。
同町会は区内の町会では初めてホースキットを独自に購入し設置。市内の各消防署では、避難所への配備と自営消防組織に対しての設置推進を行っており、理解と協力に感謝し、同町会と訓練を行う運びとなった。
訓練には同町会会員約30人が参加。同消防署員による説明や取扱訓練が行われた後、町会会員が実際にホースキットを使用し、消火栓の開放からの放水、撤去までの一連の活動を確認した。
同消防署の松澤孝行署長は「万が一、大規模災害が発生した時には、初期消火活動に役立てていただきたい」と話した。
同町会の松井達也会長は「ホースキットの組み立て方や使い方がよくわかった。はるひ野町会が防災に力を入れていることのアピールもできたのではないか」と語った。
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