エンディングノートや相続セミナーなどで目にする機会の多い「終活」について、自分の暮らしに合わせて考えていこうと4月16日、王禅寺いこいの家で「介護から考える終活セミナー」が開催された。
今回講師を務めたのは、地域で福祉事業などを展開する「結」グループが新たに立ち上げたNPO法人アイゼンの俵隆典理事。参加したのは、地域で見守りボランティア活動などを行っている新百合ヶ丘第5自治会見守りの会(高井芳子代表)メンバーやケアマネジャーなど約20人。講演では昨今の終活事情などについて、画像などを使って分かりやすく解説が行われ、参加者は熱心に耳を傾けていた。
俵さんは高齢化が進む日本の現状を説明しながら、施設数などの問題から今後多くなることが予想される在宅介護のことなどを講演。その中で「葬儀や相続をベースにしたエンディングノート作りは多い。ただ現場目線で言うと終活は介護が始まる前からスタートさせた方が良い」と話した。参加者の一人は「これから始まるであろう介護に向けて、現場の生の声が聞けて良かった」と話していた。
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