市民が市長に要望や意見を出すことができる「市長への手紙」の14年度集計結果がこのほど発表された。
受理件数は1279通で、内訳は手紙・FAXが654通、メールが625通で、一昨年度より手紙・FAXが18通、メールが92通増えた。
2月に起きた多摩川中1生事件を受けて、学校教育に関する意見や要望が133件で最も多かった。子育て支援が104件、道路管理・占用が80件と続いた。
一方で、過去4年間で上位に上がっていた保育園・幼稚園は一昨年度の148件から95件減少し、53件だった。市担当者は「待機児童が解消されたからでは」と分析する。
中1生事件に関しては、事件現場に記念碑を建てられないかという要望や、学校側の対応を問題視する意見があった。学校教育に関するそのほかの意見は、中学校給食実施に対する要望が15件、教科書採択に関する意見が5件だった。
子育て支援に関する主な意見は、児童を放課後に預かる「わくわくプラザ」に関する要望が10件で、医療費助成に関する要望が4件だった。わくわくプラザに関しては、共働きをしていることから、長期休みの期間中に開所時刻を早めてほしいという意見が挙がった。
市は、要望や意見を行政運営に役立てていくとしている。
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