市内多摩区出身の田村和弘選手が代表を務めるプロレス団体・プロレスリング「HEAT―UP」が7日、北沢タウンホール(東京都世田谷区)で「旗揚げ3周年記念大会」を行った。
メーンマッチは「初代HEAT―UPユニバーサル王座決定戦」。田村選手とライバル新井健一郎選手がシングルマッチ時間無制限1本勝負で激突した。結果、田村選手が得意技の「ミノルスペシャル」を決めて勝利をおさめ、初代HEAT―UP認定ユニバーサル王者に輝いた。
同団体は13年1月に設立され、当初は東京都北区や世田谷区を中心に活動。田村選手デビュー10周年を迎えた同年9月には新百合21ホールで凱旋興行を開催した。以来、地元にプロレスを根付かせ盛り上げようと、4度地元凱旋興行を行ってきた。最近では、横浜にぎわい座や多摩区民家園通り商店会で興行を行うなど、活動の場を広げている。
田村選手は「3年続けばいいなと思っていたが、3周年大会を終えてまだまだ頑張らなくてはならないと確信した。ベルトをどんどん輝かせて、皆が羨ましいと思うものにしていきたい」と語った。
また、3周年の一環として25日には麻生区栗平に道場を開き、地元に恩返しを行っていく。子どもから大人まで対象。田村選手は「子どもにはプロレスや運動の基礎を教えることを通して、人の痛みや人との信頼関係を教えていきたい。大人の方には運動不足解消法を教えていきます。もちろん、プロレスラー育成コースもあります。プロレスで地域を盛り上げていきたい」と話した。
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