麻生区地域防災計画に基づき、区内の団体と区役所が災害時の連携について協議・検討、情報共有を行う「区災害対策連絡協議会」は2013年2月に設置された。
同協議会は63団体で構成され、区町連合会・教育関係機関などの「地域支援部会」、交通関係機関・商店街・駅周辺施設などの「帰宅困難者等支援部会」、医療関係機関・地域関係団体などの「災害医療・救急部会」、道路・建設関係機関・公共機関などの「道路・建設・ライフライン部会」の4部会に分かれ、それぞれの検討テーマを協議。地域防災力向上のための連携、情報共有を図っている。
各部会の現在の取組みは、「地域支援部会」が自主防災組織を中心とした訓練の情報共有や避難所のアルミマット(防寒用)・備蓄購入の区への提案、「災害時医療・救急部会」は医療支援のマッピングによる支援体制の偏り防止策の検討、「道路・建設・ライフライン部会」はメーリングリストによる情報共有など。
中でも、東日本大震災発生時、新百合ヶ丘駅周辺施設で約700人の受け入れが行われたといわれている帰宅困難者の対策については、「帰宅困難者等支援部会」が実動訓練を同駅で昨年11月に行うなど、実践的な取り組みを中心に行っている。
また、各部会同士の情報共有のため、全体会議が今月16日に行われる予定。
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