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麻生区版 公開:2016年8月5日 エリアトップへ

2016-2017年 川崎白百合ライオンズクラブの会長に就任した 壁(かべ) 宣昭(のぶあき)さん 万松山 潮音寺住職 65歳

公開:2016年8月5日

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「福の提供で地域貢献を」

 ○…高石にある臨済宗の万松山潮音寺の20代目住職として7月、ライオンズクラブの新会長に就いた。今年のテーマ「抜苦与楽」について「苦しさを抜け出して、福を提供していきましょうという、お寺さんの言葉にある中でライオンズクラブの精神にも当てはまる言葉だなと思って選びました。地域の皆さんが分け隔てなく幸せに暮らすことが出来るよう今年も活動していきたい」と笑顔で語る。

 ○…生まれ育ちは高石。姉二人の3人姉弟、長男として小中学生の頃から自然と仏道に進む感覚だったという。「いたずらでやんちゃな子どもだったと思いますが、地域の方々に可愛がられました。隣近所は家族みたいなものでしたね」。野球に励んだ少年時代を経て、仏教系の大学を卒業した後に静岡の道場で「食べ物は一汁一菜で朝4時起き、途中で抜け出してしまう人もいた」という環境の下、3年間の修業を積んだ。1977年から潮音寺の副住職に、95年から現在の住職に就いている。

 ○…ライオンズの活動以外にも麻生区社会福祉協議会の副会長や民生委員、保護司など地域に目を向けた活動に長年励む毎日。「坊さんは頼られる存在ではありますが決して偉いわけではない。使って貰っているという気持ちは社会奉仕への思いと近いです」。日々の予定で真っ黒に埋まった手帳を眺めながら「衣を着ればお坊さん、スーツを着れば外の仕事というスケジュールが続いていますね。時間が空いたらゆっくり旅行でもしてみたいですが暫くは住職と地域の仕事を務めあげないと」と笑う。

 ○…ライオンズクラブでは今年も献血活動や盲導犬育成への呼びかけ、薬物乱用防止の啓発、駅前清掃など活動は続く。地域奉仕の心を体現する新会長として「ボランティア活動は仲間で楽しみながら、という思いが大事。自分も含めてメンバーが1年間健康で乗り切ることが出来るよう励みたい」。

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