区内細山の川崎授産学園で先ごろ、災害時に役立つ技術を楽しみながら学ぶ、一泊二日の親子キャンプが行われた。
川崎市社会福祉協議会などが学生向けに実施している夏のボランティアや福祉体験「チャレンジボランティア」の一環として開催された同園での宿泊体験。障害のあるなしに関わらず、災害時の行動を共に実践していくことで、相互理解も深めていくことがテーマ。今年は市内の小中学生と保護者、同学園利用者ら70人以上が参加した。
参加者がグループに分かれて様々な取組みを行っていく親子キャンプ。初日は体育館で段ボールを使っての寝床作りや湧水汲み、炊き出し訓練などを行った。2日目は伝言ゲームとバケツリレーを組み合わせたグループ対決、非常食に役立つという、たい焼き作りと試食などが行われた。
学園関係者は「障害の有無に関わらずプログラムに参加することで、力を合わせることや相手に合わせていくことの大切さが体験できたと思います」と話していた。
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