すべてのお客様に笑顔と感動を――。よみうりランド社員らによるシンクロチーム「Wʼait」(ウェイト)が、今年も来場者を楽しませている。入社5年目、4代目キャプテンの小俣直也さん(27)は「”面白かっこいいシンクロショー”がコンセプト。メンバー一人ひとりの成長にも注目してもらえれば」と話す。
同チームが立ち上がったのは2007年。「プールの水中点検の時間に、外で待機するお客様を少しでも楽しませたい」と考えた社員らが、自らシンクロショーを行うことを考案した。以来、男性新入社員がプールに配属されることが恒例に。アルバイトスタッフも巻き込みながら、業務の一環として毎年パフォーマンスを続けている。
今年のメンバーは新入社員3人を含む15人。6月の水温23℃を下回る中で練習を開始。男子シンクロナイズドスイミング初の日本代表で昨年同チームのコーチを務めた安部篤史選手(34)も、7月の世界選手権出場を前に指導に訪れ、メンバーを激励した。
公演は10分間。今年初の挑戦としてメンバー自身が振付の一部を担当し、「ゴムパッチン」を取り入れるなどコント仕立てに。「『お客様を楽しませたい』というのが共通の思い。盛り上がるよう一連のストーリーを意識している」と小俣さん。最終公演に向けて、「見る度に楽しめるよう変化を持たせられたら。どんどん面白くしていきたい」と意気込む。
公演は9月10日(日)まで。詳細は同園ウェブサイトまたは【電話】044・966・1111。
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