百合丘小学校で10日、PTA家庭教育学級「南極講座!特別編」が開かれ、500人以上の児童や保護者らが会場に訪れた(主催/麻生区PTA協議会・川崎市教育委員会 共催/区地域教育会議子ども会議)。
当日は、これまで9回南極観測隊に参加した本吉洋一さんが南極に関する知識などを解説した後、第59次南極観測隊に隊員として昨年11月から同行している山口直子さん(前金程小教諭、現菅小教諭)が、滞在している昭和基地から衛星回線を介し、生中継で「南極授業」を行った。山口さんは他の隊員へのインタビューも交えながら、隊員の仕事や昭和基地の役割、南極に生息する生物の生態、南極とはどのような場所か、などを解説。百合小に詰めかけた子どもたちからは「服は何枚着ているか」「温暖化で南極の氷は減っているか」など鋭い質問もあがった。
山口さんは「同行して、これまで観測するために続けてきた努力や工夫の凄さ、いろいろな人が集まって昭和基地がつくられていることを感じている」と語った。
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