玩具遊びや工作ができるフリースペース「にこにこ広場」が、麻生市民交流館やまゆりで6月23日に開催された。
これは区内を拠点に活動する市民団体「おもちゃと遊びの会」(吉田幸雄代表)が主催するもの。おもちゃ遊びと手で作業する工作を通じて、世代間を越えて交流することが目的だ。
当日、参加した親子は工作のほか組み立て式の玩具や「おおきなかぶ」の組み木を使った絵本の読み聞かせなどを楽しんでいた。
「木に触れる経験を」
同団体は昨年から「木育」活動を開始。子どもたちに木に触れてもらうことで、自然への親しみや自然を大切にする気持ちを育むことがねらいだ。「木のおもちゃは匂いや肌触りもわかる。大きくなったときに木のおもちゃで遊んだことを思い出してくれれば」と吉田代表。同イベントでも、東京おもちゃ美術館から提供された木製の玩具のほか、同団体のメンバーによる手作りおもちゃも用意。木製のアイロンや下駄など、ユニークなおもちゃを使って参加者たちは遊んでいた。
3歳と5歳の娘と初めて参加した女性は「知り合いに誘ってもらって来た。子どもたちは木のおもちゃで繰り替えし遊んだり、5歳の娘は自分で考えながらできるおもちゃで楽しんだりしていた」と感想を話した。吉田代表は「おもちゃで遊び、あそびを学ぶことで豊かな生活が生まれる。おもちゃを通じて子どもからお年寄りまでつながってほしい」と話していた。
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