川崎授産学園(細山)で17日、公益社団法人全日本司厨士協会東京地方本部のシェフたちが昼食提供慰問を行った。
この取組みはホテルやレストランの料理を同施設の利用者や保護者らに味わってもらおうと、同協会が2011年から始めた。8回目の今回は、市場には出回らない貴重な牛バラ肉を4時間煮込み、ソースには3日間かけたという特製のビーフシチューなど約140食を無償提供。利用者は柔らかでこくのある味を笑顔で楽しんでいた。食後は利用者からシェフに「ごちそうさま」「また来てね」と言葉がかけられていた。
同協会東京地方本部の對比地治夫副会長は「昼食提供では特別なお肉を食べてほしいというのをポリシーにしている。みんな満足していたのでよかった」と話した。同施設の職員は「利用者も朝から楽しみにしていて、特別な1日になった」と話していた。
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