NPO法人アイゼンが開催している地域の子ども食堂で今月10日、クリスマス仕様の特製クッキーが来場者にプレゼントされた。
同法人は昨年から月1回、百合丘の飲食店「漁魚(とと)の海」と「百合丘ルミナス保育園」、万福寺の「麻生プレップスクール」でボランティアらと子ども食堂を開催。現在カレーライスとフルーツなどが提供されているが、この添え物は地域からの寄付で賄われている。
今年の夏、同法人に匿名の電話があり寄付の申し出があった。使い道はボランティア保険に加入することと「子どもたちにデザートを」という内容だったという。アイゼンはこの寄付を活用し、来場者にデザートの提供を続けている。
12月は何か趣向を凝らしたものを、と万福寺の洋菓子店「パティスリー エチエンヌ」に相談し、特製クッキーのプレゼントが決定。この日は3カ所に約100人の親子連れなどが来場し、200枚のクッキーが手渡された。同法人スタッフの俵美紀さんは「クッキーの可愛さと美味しさが好評だった。気にかけて頂いた方の寄付と原価で快諾してもらったエチエンヌさん、地域の厚意が輪になったことに感謝したい」と話していた。
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