全国大会に出場する小学生女子バレーボールチーム「川崎ソルジャーズ‘G」監督を務める 音川 進さん 東百合丘在住 47歳
全国舞台へ「選手とともに」
○…13日開催の小学生バレーボール県内選抜大会に出場する川崎市女子チームの監督を任され、3月末には10年近く指導する地域チーム「川崎ソルジャーズ‘G」で全国大会に挑む。「選抜大会はどのチームも本腰を入れて練習を重ねているので川崎選抜も本気で挑みます。全国大会は決勝トーナメントまで進みたい」
○…テレビで見た試合に魅力を感じて中学生から始めたバレーボール。選手から指導者に変わりながらも長い付き合いになった。監督として選手不足や勝てない日々など多くの苦労も経験し、「何が楽しいのかなあ」と笑いながらも「仲間とボールをつないで一喜一憂出来るスポーツ。子どもたちや保護者の方と共に歩んで来られたことも大きい」とバレーの魅力を改めて感じている。
○…普段は造園会社に勤務し、週4回のチーム練習に取り組む。昨夏には初の全国大会出場を果たすなど快進撃を続けた分、「平日夜の練習、土日の遠征など今年度は特に大変でしたが、選手の頑張りがあったからやってこられた」。息抜きだったパチンコを封印したのも「貴重な1年を経験させてもらっているので、勝負運はバレーボールに使わないといけないから」と笑顔を見せる。最後の大舞台は大分県での全国大会。「全国レベルにもう一度チャレンジして、この学年の子たちとの旅も楽しみたいと思います」
○…1年ごとにチームバランスが変わる小学生のクラブスポーツ。「仲間を思いやるプレーや忍耐など、人間形成を学ぶ基本的な部分は変わらない。すべてが勝ち負けではないですが、ここ一番という時は厳しさを伝えて自立できる大人になってもらえれば」。指導者としての姿勢は変えず「1人でも選手がいる限りはチームの監督を続けたいですね」と前を向く。
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