区内の高石神社で14日、新年恒例行事の流鏑馬(やぶさめ)が執り行われた。
高石地区では江戸時代から流鏑馬が行われているといい、現在は流鏑馬保存会によって同神社で毎年開催されている。
同神社では、馬に乗らず立って的を射る「歩射」という形式で行われているのが特長。また保存会で弓の材料となるガマズミの木を確保し、弓を毎年作り変えているという。
一般の参拝者も挑戦することができ、当日は地元住民ら約200人が参加。命中者には破魔矢が贈呈されることもあり、子どもから大人まで真剣な目つきで的を狙い、矢を放っていた=写真。的に命中し破魔矢を手に入れた村山春嘉さん(43)=千代ヶ丘在住=は「妻、息子と訪れて今回初めて挑戦した。今年も良い1年になるよう、景気付けになった」と笑顔で感想を語った。
保存会の横山孝昭会長(70)は「今年は天気もよく来場者も多かったと思う。今後も続けていければ」と話していた。
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