11月2日開催「アルナ祭」に出演するシンガーソングライター 西川 元さん 王禅寺西在住 24歳
地元発信 人とつながる歌
○…関東を中心に活動するシンガーソングライター。真福寺小、王禅寺中央中、生田高校出身で、毎週月曜に新百合ヶ丘駅前で路上ライブを行っている。特養ホーム「アルナ園」の祭りは柿生の飲食店に置いたPRから出演が決まった。「歌ってなかったら出会っていない人たちが応援してくれている。地元ラブな気持ちがあるので、麻生からもっと大きくなっていきたい」と歯を見せて笑う。
○…音楽に目覚めたきっかけはマイケル・ジャクソン。『スリラー』さえ知らなかったが、中2の時に彼の映画を見て「スーパースターになりたい」と憧れた。周囲の友達は好きなことを貫いて輝いて見えた。自分も、と高校生で歌とダンスを始めた。学生時代から場数を踏み、千葉のイベントでは企画や演出も手がけた。今年2月からは、自ら営業をかけ町田のカレー店で定期的に弾き語りライブを実施。活動を支えているのは人との出会い。「僕は人に恵まれている。イベント主催者やお客さんといったまったく見ず知らずの人とつながれる音楽って、すばらしい」。ストレートに表現する。
○…ライブでは「けっこうポップな」オリジナル曲を披露。好きなアーティストは玉置浩二や星野源。「音楽以外の趣味を見つけたい」と苦笑するが、最近は銭湯で汗を流してリフレッシュする、いわゆる”サウナー”。大学卒業時に進路を心配していた家族も「今は応援してくれている」と、後押しにありがたさを思う。
○…目指すのは、気持ちや人柄が出る音楽だ。「『なんか、いいね』って言ってもらうのが一番嬉しい」と笑顔がはじける。来年3月に町田で200人規模のワンマンライブを控え、成功に向け邁進する日々。「僕の曲を聞いてもらい、何か気持ちが動いてくれれば」。熱い思いをのせて歌う。
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