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麻生区版 公開:2019年11月29日 エリアトップへ

12月8日に開催する合唱フェスタを主催する麻生区合唱連盟の会長を務める 鈴木 武夫さん 下麻生在住 73歳

公開:2019年11月29日

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歌が育む地域との関わり

 ○…区内で活動するコーラス団体によって組織される麻生区合唱連盟の会長となり2年目。12月に行われる年に1回のステージ「あさお合唱フェスタ」は自身も2つのグループで出演する。「力試しの機会であり、仲間との出演だったり楽しみ。多彩なグループが良曲を披露するので、聴きに来る人も飽きることはないはず」と晴れの舞台を心待ちにしている。

 ○…生まれ育ちは上麻生。県立向の岡工業高校(多摩区)卒業後、総合建設会社で各地の橋りょうや高速道路といったインフラ整備の施工管理に奔走した。転勤生活が落ち着いた30代後半、「地域との関わりを」と一念発起し、当時柿生駅前で活動していたコーラス団体に入会。「歌の集まりだから用意するものも無いかな、って始めたけど35年間歌い続けてきた。そんなつもりはなかったけど、気づいたらどっぷりはまっていたね」

 ○…オフの日に楽しむゴルフと釣りの仲間も今は地域の人たち。「コーラスをきっかけに、少しずつ地域のことやどういった人が活動しているのか、分かるようになってきた」。妻は自宅で書道教室を主宰し、お互いが充実した毎日を送る。「夫婦で尊重しながら並走して楽しんでいる感じ。お互い口出しもしないしね」と笑う。

 ○…コーラスの魅力は「呼吸法を学んで立ち姿も良くなるし、楽譜を読むのに頭も使う。仲間との健康づくりには最高」ときっぱり。90代の先輩メンバーを見習い、目指すは「可能な限り生涯現役」だ。「組織としては加盟団体の数を増やしていくことが命題。今は年に1回イベントを開くのが精いっぱいだけど、それ以外の発表の場も考えてみたい」。老若男女が集うことができるコーラスの魅力を発信しようと熱意は尽きない。

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