バスケットボール男子B1の10月のシーズン開幕に向け、ユニホームスポンサーを先月発表した川崎ブレイブサンダース。DeNAグループのクラブ運営で3年目を迎え、リーグ制覇と天皇杯の2冠を最重要テーマとする元沢伸夫社長は「昨季達成できなかったタイトルを2年がかりで獲りにいく」と意気込む。
DeNA体制の始動時、「5年以内に1万人超規模のアリーナを新設する」と掲げた構想も進む。候補地は市内中部と南部の2カ所とし、計画のスケジュールは未定。元沢社長は「今季中に何か進ちょくを発表できれば」との意向を示している。
東芝時代からクラブをけん引した北卓也前ヘッドコーチ(HC)がGMに就き、新たに佐藤賢次HC体制で臨んだ昨季は、クラブ史上最長の16連勝を記録。事業面では、ホーム平均入場者数を前年比約3割増の4732人に伸ばした。スポンサー社数は前年から59社増やし、140社としている。
元沢社長は「コロナでリーグが3月に中断したのは非常に無念」とし、「支えてくださった皆さんに対し、恩返しできるのはバスケしかない。ホームアリーナで何か感じてもらえるような試合を届けたい」と今季への思いを語った。
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