神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
麻生区版 公開:2021年1月22日 エリアトップへ

ジャニーズJr.で、舞台「両国花錦闘士」の主演を務める 原 嘉孝さん 中原区出身 25歳

公開:2021年1月22日

  • X
  • LINE
  • hatena

”昇り龍”の勢いで 夢つかめ

 ○…「いろいろあったけど、舞台に立てて幸せ。お客さんの喜んだ顔が見れてよかった」と、東京公演を振り返る。開演1カ月前に急遽代役で主演・昇龍役に抜擢。相撲の物語で、老舗劇場の舞台に鍛えた体が観客の目を引く。「筋トレは好き。昨日の自分を超えて、前に進んでいくみたいで」。公演を見た家族や仲間からも「誇らしく思えた」と好評だ。

 ○…中学3年でジャニーズ事務所に入所し、歌とダンスの練習に励んだ。芝居の世界に本格的に入ったのは、ほんの2年前。尊敬する先輩に教えを請いながら、短期間でスキルを磨いてきた。「今高いのは芝居熱だけど、基本的にはマルチに実力を伸ばしたい。目標はミュージカルで活躍すること」と静かに熱を込める。自身を「メンタルがすごく弱い」と評するが、舞台上の堂々とした姿には表現することへの喜びがあふれている。

 ○…人前に立つことを意識したのは、西丸子小時代。芸能活動を始めた同級生にどこか憧れを抱いていた。後に同じ世界に進む彼と、学芸会で一緒に踊った思い出を懐かしむ。「とどろきアリーナの成人式で再会したときには、いつか共演しようなんて約束もしました」と目を細める。小学校の恩師や地元の友だちとは今でも連絡を取り合う仲。「やっぱり地元は安心する」と、やわらかな笑顔で語る。

 ○…夢は「ビッグになること」と言い切る。そのために大切にしているのは努力と感謝だ。何百人といるライバルの中で誰よりもダンスを練習した自負がある。だからこそ、小学生の書き初めで書いた「努力は実る」という言葉が今も心に残っている。「努力が実るのは誰かがちゃんと見てくれているから」。周りへの感謝を胸に、次のステージへ向かう。

麻生区版の人物風土記最新6

吉原 智子さん

市立柿生小学校でPTA広報委員長を務める

吉原 智子さん

上麻生在住 36歳

3月29日

小ノ澤 幸穂さん

梨の木団地で初めて開催されたリサイタルでピアニストを務めた

小ノ澤 幸穂さん

王禅寺東在住 46歳

3月22日

白川 北斗さん

先月開催された「早野で冬の自然を楽しむ会」の代表を務めている

白川 北斗さん

王禅寺東在住 52歳

3月15日

太田 隼矢さん

美男コンテスト「ミスター・ジャパン2023」でグランプリを受賞した

太田 隼矢さん

宮前区出身 26歳

3月8日

太田 行英(やすひで)さん

結成20周年を迎える「しまりすアートクラブ」で講師を務める

太田 行英(やすひで)さん

多摩美在住 87歳

3月1日

名川 創さん

「寺子屋南ゆり」の実行委員長を務める

名川 創さん

王禅寺西在住 67歳

2月23日

あっとほーむデスク

  • 3月29日0:00更新

  • 3月1日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook