議会報告 横浜市高速鉄道3号線延伸 令和2年度の川崎市の取り組み みらい川崎市議会議員団 あまがさ裕治
代表質問では、新型コロナ禍において延伸事業の進捗の影響について質しました。質問に対して、以下のような答弁がありました。
「横浜市は横浜市域内の環境アセスに市長意見を公表のうえ、交通局に提示し次のステップに入った。あわせて予定されているルート周辺における地質調査を実施し、設計を進めている。川崎市としても、早期事業着手に向け横浜市と連携しながら進めてきた。
鉄道事業法の手続きのため、国や関係者との協議調整、ルート・駅位置に具体化に向けた調査・設計の内容を深めている。駅周辺のまちづくりについての検討も必要だと認識している。
鉄道延伸計画の機会を捉え、ハード・ソフト両面から新百合ヶ丘駅周辺の発展のための取り組みの検討を進め、令和3年度に、まちづくり方針の策定を目指している。横浜市とも動向を共有、事業の円滑な推進のために両市が連携・協力、進捗に合わせた協力をしていく」
開通促進へ同時並行で進めるべき課題
次年度予算に示された「新百合ヶ丘駅と中間駅周辺の整備方針の確定」と「ルートの決定時期」は国からの最終評価を受けるため、ほぼ同時に行われなければなりません。しかし、川崎市が主体的に決定すべき2つの駅位置が明確にされなければ「新百合丘まちづくり方針策定」を詳細に策定できず遅れてしまうことに問題があります。
両事業の進捗管理を行うために、横浜市との協議の深度を増すことが開通促進には急務であることを強く指摘しました。
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