区民有志の団体「みのりっこ」は6月5日、岡上の水田で約30人の大人から子どもが参加して田植えを行った。
4年前から子どもたちに自然環境で過ごしてもらうことを目的に活動を行っている同団体。収穫して食べて終わりではなく、植物が育つ過程、自然の営みに直に触れながら、子も親も楽しみながら学んでもらおうと、さまざまな企画を行っている。
今回の田植えもその一環。JAセレサ川崎から提供された神奈川県産の米「はるみ」のうるち米、もち米の苗を水田に一列になって植えていった。参加した子どもたちは、田に足を取られたり、手足、顔を汚しながら「泥が気持ち悪い」「楽しい」と懸命に苗を植えていた。
同団体の老沼純代表は「SDGsという言葉を知らなくても、普段の行いが持続可能になることが目標。笑顔が集まる活動をこれからもしていきたい」と話した。今後、稲が生長した秋には、収穫して、もちつき体験なども企画していく予定だという。
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