旧黒川村を散策
5月11日 麻生観光協会
3月29日
地域ぐるみで学習支援を行う「寺子屋柿生中」が開講し、初回が6月9日、麻生区役所柿生分庁舎で行われた。
地域の寺子屋事業は市立小中ごとに地域団体が運営し、地域住民や保護者らによる「寺子屋先生」が学習をサポートする。多世代交流などを目的に川崎市教育委員会が2014年から実施する。
「寺子屋柿生中」を運営するのは、麻生市民館で行われた「寺子屋コーディーネーター養成講座」の受講生による実行委員会だ。初回は翌日からの中間テストに備え、生徒は各自が持ち寄ったワーク教材などを学習。寺子屋先生は勉強する生徒の間を見回り、疑問や質問に答えていた。参加者の小浜寛道さん(1年)は「わかないところを丁寧に教えてくれた。英単語や発音についても聞きたい。家にいるより勉強できそう」と話した。
開始時間は部活を考慮
中学校の寺子屋開講は区内で2校目、市内で10校目となる。市教委担当者は「部活動もあり、中学校の寺子屋を立ち上げるのは小学校よりもハードルが高い」と現状を話す。そこで「寺子屋柿生中」では、学習支援は週1回、部活動に取り組む生徒も参加できるよう午後6時30分から実施する。現在、柿生中の1年生から3年生まで13人が参加登録する。
寺子屋先生の一人で、元市立中教員の栄井敬介さん(76)=岡上在住=は「子どもに寄り添うことを心がけながら、やり方を試行錯誤したい」と今後の運営方法について話している。
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