市内の花と緑による景観を作り出している団体、個人を表彰する「第17回わがまち花と緑のコンクール」の結果が先月発表され、区内から団体部門で2団体、個人部門で2人が入賞した。
団体部門では、吹込交差点近くの丸花壇や植栽帯を整備する吹込クローバー会が「優雅な彩りデザイン賞」を受賞。過去2回、大賞も受賞している同団体。代表の阿部貴紅子さんは「丸花壇はメンバーで事前に色合いを話しあい、デザインを紙に描いて数や列を整えて植えている。今回の受賞も嬉しい」と話す。
エコガーデンはるひ野は「花いっぱい元気感謝賞」に選ばれた。8年前から、はるひ野駅南口ロータリーの花壇を整備する市民サークルで、今回4回目の入賞だ。
個人部門では、春と秋にオープンガーデンを開催する杉浦百合子さん(岡上)が「里山風景づくり賞」を受賞。杉浦さんは「傾斜のある土地や景観に配慮して植物を植えている。岡上の自然に溶け込むような庭づくりをしている」と工夫を語る。連続努力賞には武田琴野さん(はるひ野)が選ばれた。
同コンクールは、市民の緑化意識の高揚を図る目的で川崎市公園緑地協会が実施。今回は市内の個人、団体の花壇を対象に130件の応募があり、審査員による現地調査や審査が行われた。
応募の花壇、一冊に
入賞を含む区内からの応募作品は、麻生区「花と緑のマップ」にまとめられている。同協会HPから閲覧可能。
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