障害のある人の就労支援や生活介護を行う事業所ピカソ・カレッジ新百合(古沢)によるアート作品展が、麻生市民館で28日まで開催された。
利用者の日中活動としてアート活動を取り入れている同事業所。日ごろ描きためた作品を「地域の人にも見てもらおう」とスタッフたちが展示を企画し、半年ほど前から準備を進めてきた。
同事業所として初の作品展。会場には6人の利用者が出展した。一人ひとり異なる技法で、色鉛筆やポスターカラー、パステルなどの画材を使った彩り豊かな作品が並んだ。会期中、来場者は1日に100人以上訪れる日もあったという。スタッフの後藤訓子さんは「連休と重なったこともあり、幅広い人に足を運んで見てもらえた」と語る。
今回の展示のために「利用者さんはそれぞれちょっと頑張って描く必要もあった」と振り返る後藤さん。「心を込めて描いてきた作品を展示できて、誇らしげになっていた。それだけでも開催した甲斐があった」と話している。
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