来年1月に行われる川崎市「成人の日を祝うつどい」のポスターデザインに、はるひ野在住の大学生、白川雛吏(ひより)さん(20)=人物風土記で紹介=の作品が選ばれた。
市の成人式企画実行委員会では、ポスターやパンフレットの表紙を毎年市民から募集。今年は応募総数46点から、白川さんが最優秀賞に、2人が優秀賞に選ばれた。
受賞作は、紅白を基調とした色使いに、鮮やかな振袖や着物、スーツを着た、体格や性別の異なる新成人の姿が描かれている。白川さん自身も来年の式典に参加する新成人。成人式では定番の振袖だが、着ることに疑問を感じ「いろんな体形、いろんな服装、いろんな髪型で、自分らしくいられる成人式になれば」という思いを絵に込めた。
募集内容の「川崎らしさ」に「まちの明るさと多様性が思い浮かんだ」と語る白川さん。育った川崎は「若い人の活気もあり、お年寄りも地域に貢献している人が多いイメージ」。そんな印象をポップに表した。
ポスターは12月中旬から市内の公共施設や鉄道各駅に掲出。白川さんは「いろんな人に見てもらえるのが嬉しい。大切に描いたので、メッセージが伝われば」と話す。
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