洋服や絵本の無料交換会「ぐるりかわさき」が、4月29日に麻生市民交流館やまゆりで初開催された。
ぐるり川崎実行委員会が、麻生区を拠点に金銭のやりとりに依存しないコミュニティーの場をつくろうと実施。物々交換を通じて、「人同士や物同士が、ぐるぐるまわるように」という思いを込めている。
当初は芝生が広がる新ゆりアートパークスで開催を予定していたが、雨天により、隣接する同館に会場を変更。場内には実行委員会が用意した、子ども用から大人用まで春夏服が並んだ。午前中は40組が来場し、持参した服と会場の服を好きに選んで交換。同実行委員会の小野さくらさんは「半分は入れ替わった。フリーマーケットとも違って、より気軽に服を選べるのかもしれない」と語った。絵本や児童書、防災用の備蓄品の交換も行われた。
同実行委員会は今後、秋冬の服でも行うほか、川崎市内の他の地区でも実施したい考えだ。小野さんは「全区制覇したい」と意気込んでいる。
麻生区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|