川崎西法人会(鈴木憲治会長)の青年部会が7月27日、小学生向けに職業体験型の租税教室を新百合21ホールで開催した。当日は麻生区、多摩区の小学5、6年生、12人が参加した。
同会は麻生区、多摩区の約1500社が加盟。経営支援や税に関する啓発などを行っている。
今回行われたのは、子どもたちが職業を体験して仮想通貨(1単位=KENTA)を稼ぎ、収入額に応じた納税を模擬体験するもの。同会に加盟する6社が出展し、職業ごとに異なる給与が設定された。子どもたちは1時間で、プロレスラー練習生、ボクシングチャンピオン、マッサージ師、プログラマー、弁護士、プラネタリアンの中から複数の職業を体験した。
体験が終わると、参加者それぞれの全収入をもとに納税額が算出され、子どもたちには税金が引かれた分の仮装通貨と納税証明書が渡された。33万KENTAを稼ぎ、12万KENTAを納税した芝田理紗さん(南百合丘小5年)は「お金が減って悲しかったけれど、税金を国とかのために使ってくれればいいと思う」と感想を話した。
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